帰還
無事にボランティア先の南相馬より帰りました。
南相馬の現状は言葉では表しきれません。
地震や津波被害はもちろんの事、それに加え重くのしかかる
原子力災害。
南相馬の街はまるで戦争のさなかのような無数の自衛隊車両と警察車両
が往来したり停車してます。
そうまさに災害と日々「戦っている」というのが正しい表現ではない
でしょうか。
時折道の駅「みなみそうま」で白い防護服を脱ぎ休憩している姿を見かけます。
まさに最前線へ向かうための基地の様相でもあります。
全国各地から集まり作業に従事している自衛官ならびに警察官の皆様には
頭の下がる思いです。そして最大の敬意を表します。
今回自分が参加させて頂いた作業は、現地の消防団のご家族の
ご遺体捜索というもの。
5/22、全国各地から集まった有志のボランティアは総勢50人ほど。
津波で何もかも押し流されてしまい荒涼となってしまった現場で
捜索作業もかね側溝に大量に堆積した泥をスコップでかき出す
作業でした。
そして自分はひとかきひとかき泥を出しながら思いました。
これなんだと・・・・。
この小さなひとかきひとかきがとても大切なんだと。
わずかずつしか作業は進みませんがこの小さな作業の積み
重ねこそが復興という未来への糧であると実感しました。
当たり前の事ですが、捜索作業中の撮影は失礼になり
ますので作業風景の写真はありません。
そして原発より半径20キロの検問がすぐそこに見える
作業現場。
危険も伴う作業のため他のボランティア団体はおりません。
みんな覚悟の上、賛同して集まり作業を黙々と続けました。
結果的にご遺体を見つけ出す事は出来ませんでしたが
作業に参加された誰もがこの体験を通じ心が一つに
なっていることを実感できました。
作業を終え公民館に戻って来てから撮影許可を頂き一枚だけ
写してもらいました。みんなドロドロですが誰も気にしません。

このたびボランティア作業をコーディネイトして頂き
サポートしてくれたShuklaさん、
そして「ボランティアセンター tortoise (トータス) 大甕公会堂」
のスタッフの皆様。
自分自身たいした力にはなれませんでしたが、作業に参加させて頂き
ありがとうございました。
この経験を生かし、被災地でまだまだ必要なボランティア活動の
啓蒙と南相馬の現状を伝えて行きたいと思います。
まだ南相馬での泥かき作業は続きます。賛同頂ける方は
こちらをご覧下さい。
ただし場所が場所なだけに軽い気持ちで参加なされないよう
自己責任でお願いいたします。
読み終わりましたら下のバナーをクリックをお願い致します
更新の励みになります。
1日1回クリックお願いします
↓↓↓↓↓↓



にほんブログ村
↑すべてのボタンを押してくださいm(_ _)m
南相馬の現状は言葉では表しきれません。
地震や津波被害はもちろんの事、それに加え重くのしかかる
原子力災害。
南相馬の街はまるで戦争のさなかのような無数の自衛隊車両と警察車両
が往来したり停車してます。
そうまさに災害と日々「戦っている」というのが正しい表現ではない
でしょうか。
時折道の駅「みなみそうま」で白い防護服を脱ぎ休憩している姿を見かけます。
まさに最前線へ向かうための基地の様相でもあります。
全国各地から集まり作業に従事している自衛官ならびに警察官の皆様には
頭の下がる思いです。そして最大の敬意を表します。
今回自分が参加させて頂いた作業は、現地の消防団のご家族の
ご遺体捜索というもの。
5/22、全国各地から集まった有志のボランティアは総勢50人ほど。
津波で何もかも押し流されてしまい荒涼となってしまった現場で
捜索作業もかね側溝に大量に堆積した泥をスコップでかき出す
作業でした。
そして自分はひとかきひとかき泥を出しながら思いました。
これなんだと・・・・。
この小さなひとかきひとかきがとても大切なんだと。
わずかずつしか作業は進みませんがこの小さな作業の積み
重ねこそが復興という未来への糧であると実感しました。
当たり前の事ですが、捜索作業中の撮影は失礼になり
ますので作業風景の写真はありません。
そして原発より半径20キロの検問がすぐそこに見える
作業現場。
危険も伴う作業のため他のボランティア団体はおりません。
みんな覚悟の上、賛同して集まり作業を黙々と続けました。
結果的にご遺体を見つけ出す事は出来ませんでしたが
作業に参加された誰もがこの体験を通じ心が一つに
なっていることを実感できました。
作業を終え公民館に戻って来てから撮影許可を頂き一枚だけ
写してもらいました。みんなドロドロですが誰も気にしません。

このたびボランティア作業をコーディネイトして頂き
サポートしてくれたShuklaさん、
そして「ボランティアセンター tortoise (トータス) 大甕公会堂」
のスタッフの皆様。
自分自身たいした力にはなれませんでしたが、作業に参加させて頂き
ありがとうございました。
この経験を生かし、被災地でまだまだ必要なボランティア活動の
啓蒙と南相馬の現状を伝えて行きたいと思います。
まだ南相馬での泥かき作業は続きます。賛同頂ける方は
こちらをご覧下さい。
ただし場所が場所なだけに軽い気持ちで参加なされないよう
自己責任でお願いいたします。
読み終わりましたら下のバナーをクリックをお願い致します
更新の励みになります。
1日1回クリックお願いします
↓↓↓↓↓↓



にほんブログ村
↑すべてのボタンを押してくださいm(_ _)m
- 関連記事
-
- 被災地への物資協力願い (2011/05/25)
- 帰還 (2011/05/23)
- 作業終了 (2011/05/22)
スポンサーサイト
2011-05-23(Mon)
トラックバック
目に見えない怖さはやはり一番堪えますね。
しかし自分たちはその時だけしかあの場にいませんが
福島や南相馬の周辺の方々は日々の生活をその中で送ってるんですよね・・・・。
なんとも言えない気持ちになります・・・。
しかし自分たちはその時だけしかあの場にいませんが
福島や南相馬の周辺の方々は日々の生活をその中で送ってるんですよね・・・・。
なんとも言えない気持ちになります・・・。
先日はお疲れさまでした。二度目の南相馬市でしたが自分は雨にビビりました。午前中だけになってしまいましたが全力で頑張りました。遺体を見つける事は出来なかったのが悔しいです。こんなに有志がいるだ!と思い感動もしました。本当にお疲れさまでした。
コメントの投稿